チニングでガシラ(カサゴ)ばかり釣れるときの対処方法

チニングをやってると、どうしても外道としてガシラ(カサゴ、アラカブ)がよく釣れてしまいます。ガシラの魚影が半端なく濃い場所でのチニングは、チヌが釣れる前にガシラがアタってくるので、本命であるチヌを釣ることができない・・・ってことがよくあります。

もちろん、(チニングを楽しんでるときは)外道とはいえ美味しく頂ける好ターゲットであることは間違いありませんが、どうしてもチヌが釣りたい人からすると【もうガシラはいらん・・・】ってなりますよね?

 

ということで、このページでは「チニングを楽しんでいるときにガシラばかり釣れるときの対処方法」についてお話していきますので、ガシラとチヌを釣り分けたい・・・という願望をお持ちの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

うまく釣り分けよう!

チヌとガシラを釣り分けるためにやりたいこと4つ

チヌとガシラを釣り分けたいときに意識したいことをまとめておくね!

  • ワームではなくプラグを使う
  • ボトムへコンタクトさせない
  • ルアーサイズを大きくする
  • 場所を変える

ワームではなくプラグを使う

チニングはズル引きにしろリアクションの釣りにせよ、ワームを使う頻度が多くなりがちですが、ガシラを含む根魚のほとんどは「ワームに好反応」を見せることが多いので、ワームを使わずミノーやバイブレーションを使うことでHIT率をコントロールすることができます。

といっても、ガシラの活性が高けりゃミノーでもバイブレーションでもガンガンアタってきますけどね・・・嬉しいやら悲しいやら。しかも、やはりプラグはワームよりもチヌの反応が悪くなることが多く、ガシラは釣れないけど、同時にチヌも釣れない・・・なんてことになればどうしようもありません。

 

プラグを使うときはマズメ時など、チヌの活性が高く、表層付近でもガンガンアタックしてくるような状況下での使用をオススメします。

ボトムへコンタクトさせない

ガシラは基本的にボトムにベッタリ張り付いていることが多く、ルアーをボトムへコンタクトさせないとアタリが遠のく傾向にあります。この根魚特有の特性を利用し、【ルアーをボトムにコンタクトさせない】ことで、ガシラのHITを意図的に避けることができます。

ただし、この方法はズル引きでは使えず、ワインド釣法などのリアクションの釣り限定の方法となります。

 

やり方は簡単で、キャスト後ボトム付近までルアーを落とし、チョンチョンと2回ほどアクション、その後再びボトム付近までフォールさせ、アクションさせます。

ボトム付近までルアーを沈めるのは少し難易度が高いですが、こうすることによりガシラのHITを抑えることができるので、チヌを釣りたいのにガシラばっかりHITする・・・ってときは試してみて下さい。

ルアーサイズを大きくする

バッコバコHITしてくるガシラのサイズは15cm〜20cmほどであることが多いため、ルアーサイズを一回り大きくすることでHIT率を下げることができます。まぁどれだけ大きなルアーを使ってもガンガンアタってくる個体は多いですが、それでも小さなルアーを使ってるときに比べると大きく改善されるはず。

場所を変える

元も子もない話ではありますが、【ガシラがいない場所】へ移動することで、気兼ねなくチニングを楽しむことができるようになります。ガシラが釣れすぎてどうしようもない・・・ってときは、思い切って場所移動することも一つの手です。

チニングは河口(河川)や運河で楽しもう!

ガシラを釣りたくなきゃ、釣る場所を選定しよう

チヌは海水域だけでなく、汽水域でも生息できる魚です。というより、汽水域を好んで生息している傾向が強い。実際、僕の感覚でも海水域より汽水域のほうがチヌの個体数が多い気がするし、実際よく釣れてます。

まぁ海水域にも沢山のチヌがいることは間違いないんだけど、海水域には同時にガシラを含む外道となる魚が沢山存在しているため、釣り分けることが難しい場面も多々あります。

 

とにかくチヌを中心に釣果を伸ばしたいときは、他の外道と共存していないエリア、つまり「汽水域」をメインに釣行することで他に目を配ることなくチニングを全力で楽しむことができるので、どうぞ参考までに。

ただ、外道としてシーバスのHITが多くなるけどね・・・その辺りはご愛嬌で。

スポンサーリンク

関連する記事