このページでは、ジャッカルからチニング専用でリリースされているワーム【ちびチヌムシ】の使い方についてお話していきます。ちびチヌムシは僕がチニングを楽しむときに使うワームの中で3本の指に入るほどよく釣れるワームなので、チニンガーはぜひ使ってみて下さい。

ちびチヌムシってどんなワーム?
ちびチヌムシは見た目が完全にフナムシ、もしくは何かしらの甲殻類に似したワームであり、魚が好むニオイが配合されているらしく、集魚効果も抜群です!

↑パソコンの上に置いてみました。形にリアリティがありすぎて、部屋の中で見ると気持ち悪くて仕方ないですね・・・。ただ、魚の目で見ると「美味しそう」と感じるらしく、ハイプレッシャーがかかってるエリアでのチニングでも大活躍してくれるので、最早僕の中ではなくてはならないワームと化しています、ほんとに。
また、触覚、足、尻尾が水中でプルプル波動を出すことによりチヌへ猛烈なアピールができます。このワーム、フォール中でのバイトが恐ろしく多いので、ぜひ試してみて下さい。ちなみにチヌ以外にも、ガシラ(カサゴ)などの根魚もよく釣れます。
より詳しくはジャッカル公式HPをどうぞ→ちびチヌムシ
オススメカラー
ちびチヌムシには現時点で8種類のカラーバリエーションがあります。
- ムキミグロー
- シャッキリコーン
- ギラギラスイカ
- グレープグリーンフレーク
- レッドゴールドフレーク
- オレンジゴールドフレーク
- リップガイソガニ
- セクシーフナムシ
僕が全色を使い実釣してみた感じ、カラーによる釣果の差はあまり感じられなかったので、「派手なカラー」と「ナチュラルカラー」の2つを揃えておけばオッケーです。
個人的なオススメカラーはナチュラルカラーで「セクシーフナムシ」、アピールカラーは「オレンジゴールドフレーク」をよく使ってるので参考までに。
相性のいいジグヘッド

ちびチヌムシはメバリングやアジング用のジグヘッドと組み合わせたり、ボンボンのトレーラーと使う方法がありますが、個人的には同社(ジャッカル)からリリースされている「ちびチヌヘッド」がオススメです。
ヘッド部分とフックが遊動式になってるジグヘッドで、通常のジグヘッドよりもシルエットを小さく見せることができ、警戒心が高いチヌにも違和感を与えず、バイトまで持ち込むことが可能!少しコストが高くなりますが、よくちびチヌムシとちびチヌヘッドの組み合わせはほんとよく釣れるのでぜひ試してみて下さい。
ウエイトバリエーションは現時点で2g〜14gまであり、水深が浅いエリアでは2g〜5g、そこそこ水深があるエリアや飛距離が必要な場面だと7〜14gのいずれかがオススメです。ちなみに僕は水深が浅いエリアでのチニングがメインなので、3.5gのちびチヌヘッドを使ってます。
ちびチヌヘッドとちびチヌムシのダメなところ2つ
残念ながら、僕が使ってみた感じ、ちびチヌヘッドとちびチヌムシの組み合わせには2つのダメなところがあります。
- ワームがすぐズレる
- フックがすぐダメになる
■ワームがすぐズレる
ちびチヌヘッドにはズレ防止がついていないため、ワームがすぐズレてしまいます。ヒドイときには毎投ズレをチェックしないといけないので、そこそこストレスが溜まります。
■フックがダメになる
根掛かりしたときや、チヌを5匹以上釣ると、フックの先がダメになることが多いように感じます。チヌの口は硬いので、貫通力の低いフックだと上手くフッキングすることができないので、交換時期の見極めを徹底して下さいね。
ちびチヌムシの使い方

前置きが長くなっちゃったけど、ちびチヌムシの使い方についてお話していくね!
- 底のズル引き
- リアクションの釣り
底のズル引き
チニングと言えば「底のズル引き」をイメージする人は多いでしょうが、チビチヌヘッドやズル引き用リグにちびチヌムシをセットすれば、ボトムをズルズル引いてくることができます。
日中のデイチニングゲームではボトムから浮き上がらないギリギリの速度でリトリーブし、ナイトゲームでは1秒間にハンドル1回転を基準とし、場合によってはステイを入れるなど、じっくり見せてやることで釣果を伸ばすことができます。
底のズル引きはどうしても「根掛かり」が頻発してしまいますが、ん?根掛かりか?と違和感を覚えた時点でフワッとロッドを煽ることで大体回避できますし、根掛かりを回避した直後にチヌがリアクションバイトしてくることもあるので、まぁ習うより慣れろ方式で色々やってみて下さい。
リアクションの釣り
僕はどちらかと言うと、デイチニングでもナイトチニングでも、ズル引きではなく「リアクションの釣り」を展開することが多いです。何故かズル引き苦手なんですよ・・・ほんとに。
リアクションの釣りはルアーに何かしらのアクションを付けることによりチヌのリアクションバイトを誘発する方法なのですが、ちびチヌムシの場合、「ワインドアクション」がよく効きます。
やり方は簡単で、一旦ボトムまで沈め、チョンチョンチョンと2〜3回アクションを付けます。エギングのようにシャクるのではなく、ボトムから1mほど浮かすイメージでチョンとロッドを動かすことがコツ。
その後カーブフォールでボトムまで沈めると、フォール中にカツン!と金属的なアタリがあるので、後はガツンとフッキングするだけ。チヌの活性が高いときは毎投アタリが出ますので、フォール中は集中し、小さなアタリを見逃さないようにすることが釣果を伸ばす鍵です。
ちなみに、ナイトゲームではボトム着底後1〜2秒程度のステイであれば見切られることはないですが、デイゲームの場合、着底後すぐに立ち上げないとチヌに「なんだ、ルアーか」と見切られちゃいますので、注意して下さい。
以上、ちびチヌムシの使い方についてでした!
めっちゃ釣れる!