【釣り場】無理な場所取りはトラブルの元!しっかりとしたルールを把握しよう

今回は、釣り場での「場所取り」についてのお話。釣り場には場所取りに関する暗黙のルールが設けられていることが多く、当然そのルールを破ってしまえば他の釣り人とトラブルになってしまうこともあるでしょう。

中には場所取りに関するトラブルで刃物を持ち出し、殺人事件まで発展したケースもありますので、トラブルフリーで釣りを楽しむためにも、しっかりとした場所取りルールを把握しておきましょう。

トラブルは避けて通るべし

釣り場では、「先に釣りをしている人」が最優先

特に人気の釣り場ともなると、夜中であろうが早朝であろうが、常に人で賑わっていることが多いです。

そのようなフィールドで釣座を確保するのは容易ではなく、先に釣りを楽しんでいる先行者さんの近くに入らさせてもらうことになると思いますが、基本的に釣り場は【先に釣りをしている人】が最優先であり、ある意味ルールである!ということを理解しておきましょう。

 

例えば先に釣りをしている人が、「この場所には入らないでくれ」と言えば、その場所には入れなくなる・・・って感じ。当然、両隣が10m以上空いているような状況下で「ここはダメ」と言うのであれば話は別ですが、あくまで一般論で考えて「ここは邪魔なんだな・・・」と思える範囲内でNOと言われた場合は、潔く引き下がるようにしましょう。

ここで意地を張り「なんでだよ!」と言い返してしまうとトラブルの元ですので、どれだか腹の立つ言い方をされたとしても「先行者が最優先だから・・・」と自分に言い聞かせ、他の場所を探しましょう。

メモ

釣り場は、先に釣りをしている人が優先される

ちょっとした隙間に入れさせてもらうときは、必ず一言挨拶を

挨拶は基本だよね

例えば両隣に釣り人がいて、その間が「ギリギリ入れるくらいなスペースがあるな・・・」と感じた場合、何も言わずに横入りするのではなく、両隣の釣り人へ「ここ、入らせてもらって大丈夫ですか?」と一言挨拶をすることをオススメします。

例え問題なく釣りを開始できたとしても、何も言わず横入りするのと、一言挨拶してから入らせてもらうのでは、どちらが好印象かは言うまでもないですよね?

 

仮に「ここは狭すぎるんでちょっと・・・」と断られた場合は、先程同様潔く引き下がるようにし、納得がいかない場合でも反論することだけは避けるようにして下さい。自分からトラブルの火種を撒き散らす必要性は全くありませんからね。

メモ

隣の釣り人には必ず挨拶を

前日から置き竿で場所取りされている場所には極力近づかない

都市部の釣り場ではあまり見かけることはありませんが、地方のマイナーな釣り場では「前日から置き竿をし、場所取りしている」といったケースが目立ちます。

この場所取りが良いか悪いかの話はおいといて、置き竿をして場所取りをしている以上、その付近には極力近づかず、少し離れた場所で釣りを楽しむことをオススメします。

 

過去に経験したトラブルですが、福井県にあるとある堤防で夜釣りをしていたとき、朝が近づくにつれ置き竿で場所取りをしていたオジサンたちがやってきました、

もちろん僕たちは20mほど離れた場所で釣りを楽しんでいたため特に気にせず釣りをしていたのですが、急に「おい!!」という怒号と共に、オジサンが近づいてきます。

 

内心「何やねん」って感じでしたが怒りを抑え、「どうしました?」と聞くと、興奮冷めやらぬ感じで「ここに置いてあったバケツ、お前らが盗んだやろ!」と難癖を付けてきました。

当然身に覚えもないし、「いや、知りませんよ」と言いましたが聞き入れてくれず、10分ほどあーでもない、こーでもないと言い続けられたので、痺れを切らし【じゃあ警察呼びます】と言った途端、先程までの勢いが嘘のように失速したので、このトラブルはここで終焉を迎えました。

 

このように、置き竿の近くで釣りをしていると「いつ、どのようなトラブルに巻き込まれるか分からない」ので。なるべく置き竿してある場所から離れるようにし、できる限り近づかないことをオススメします。

メモ

世の中って、結構理不尽です。

キャスト範囲を考え、場所を取る

先行者がキャストしている場所を見極めよう

例えどれだけ釣りができそうなスペースがあったとしても、その場所が先行者の「キャスト範囲内」に入っているときは、極力その場所へは入らないようにしておきましょう。

例えば、ウキが流れることを考慮し潮上にキャストしている人だったり、ルアーを放射線状にキャストしているアングラーであったり、必ずしも前方へキャストしている人ばかりでないことを理解しておくべきです。

 

例えば無理に場所取りし、先行者の方とオマツリ(ラインとラインが絡まりあうこと)になると、恐らく嫌な顔をされますし、中には喧嘩腰で怒りをブツケてくる人もいるでしょう。

当然この場合、後に入った釣り人が「悪い」ということになるため、釣座を確保するときは両隣のキャスト範囲を考え、マツリにならない場所で釣りを始めるようにして下さい。

メモ

キャスト範囲をよく観察してから釣座を確保しよう

万が一難癖をつけられたときの対処方法

どれだけ場所取りのルールに沿って釣座を確保していようとも、中には自己中心的な釣り人から「難癖を付けられること」もあるでしょう。一度、【俺はルアーマンが嫌いだから、ルアーを投げるなら他の釣り場へ行け!】と怒鳴られたことがありますからね、もう滅茶苦茶です。

このように、どれだけ自分が納得できないような難癖をつけられたとしても、基本的には【我慢】に徹して下さい。ここで言い返しでもした日には必ず口論となりトラブルへ発展してしまうので、せっかくの楽しい釣りが台無しです。

 

「争いは同じレベルの人でしか起こらない」とも言いますし、そこで反論してしまうのは得策ではありません。納得いかないこともあるでしょうが、静かにその場を離れるようにし、気持ちよく釣りができる場所を探す旅に出かけましょう。

メモ

争いは同じレベルの人でしか起こらない

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