バチ抜けシーズンのシーバスは食べることができる?

シーバスはどちらかというと「ゲームフィッシング」に分類される釣りで、所謂【釣った魚をリリース】することを前提に楽しんでる人が多いのですが、中には当然美味しく頂いている人もいるでしょう。

そもそもシーバスは【鱸(スズキ)】なんで、釣れた場所や季節によっては高級魚扱いされてる魚ですし、食味も非常に良いです。何度か日本海で釣ったシーバスを食べたことがあるんですけど、ほんと美味しくてビックリしました。

 

でもね、そんな食味が美味なシーバスでも、食べる時期や釣れた場所によっては【あまり美味しくない】【ニオイがキツくてとても食べれるものじゃない】ときがある。

よく話にあがるのが「バチ抜けシーズンのシーバスって食べれるの?」って疑問。今回はそんなバチ抜けシーバスは食べれるの?ってテーマにスポットライトを当て、お話していきたいと思います(※完全主観記事です。笑)

バチ抜けパターンでシーバスを釣るための基本【※すっごく簡単に釣れちゃうよ】

2017.05.01

バチ抜けシーズンのシーバスは美味しくない

食味に関しては人それぞれ意見があるし、色々思う所もあるでしょうが、少なくても僕の周り(僕を含め)では「バチ抜けシーズンのシーバスは美味しくない」というのが満場一致の意見です。

この時期のシーバスを好んで持ち帰り、美味しい、美味しい・・・と食べている人を見たことがないので、まぁそういうことなのでしょう、はい。

 

まずね、バチ抜けシーズンってのは「産卵明け」でバチをメインベイトにしてるシーバスを狙って釣るものなんで、身体はやせ細り、全く脂の乗っていないシーバスがほとんどなんです。

ハイシーズン(夏〜秋)のシーバスと比べると、ほんと言葉通り「月とスッポン」レベルで食味に差があり、まぁぶっちゃけ「不味い」ので個人的にはあまりオススメできるものではありません。

 

もちろん、食べられないって訳じゃないので「チャレンジしてみる」精神は大事だと思うけど、その辺りは自己判断でお願いします。

釣れる場所によっては食べないほうがいい

これはバチ抜けシーズンに限った話ではないんだけど、あまりにも水質が悪い場所で釣れたシーバスは食べないほうが無難だと思います。

不味いだけならまだしも、健康面で被害がでてしまう可能性があるので、リスクが大きすぎます。

 

例えば僕の住んでる大阪湾とかだと、海沿いには沢山の工場が立ち並んでます。やはり工場地帯は海が汚染されていることが多いですし、残念なことに不法投棄などで海中がゴミで溢れかえってます。

そんな海で長年生活していたシーバスの体内には「我々人間の身体に悪影響を与える何かしらの物質」が蓄積されてる可能性が高いのは言うまでもありませんよね。

 

ただ僕の場合、釣ったシーバスが瀕死の状態だったり、リリースしたとしても確実に死んじゃうなー・・・って判断したときは、どんな魚であっても持ち帰って頂くようにしています。

この辺りは人それぞれの自分ルールで良いとは思いますが、自分が釣った魚が死んじゃうのは気持ちが良いものではないし、モラル的にどうかなー・・・ってことで(僕の場合は)持って変えるようにしてます。

 

まぁ今回の結論としては、バチ抜けシーズンのシーバスは食べることはできるけど、(ハイシーズンに比べれば)食味が劣る(マズくなる)ってことで。

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