今回はアジングで通常のワームではなく「ニオイ付きのワーム」を使うとアジがよく釣れるのか?というお話。確かに「匂いつきのワームでアジが爆釣!」みたいな話はよく聞きますが、実際のところはどうなのでしょうか?
ツリイコ編集部的見解をまとめておこうと思います。

アジが湧いているような場所では超有効
以前、アジが無限に湧いているような場所(初心者だろうが誰だろうが釣れる状況)で、ニオイつきワームとそうでない普通のワームを釣り比べたことがあるのですが、そのときは圧倒的に「ニオイつきワーム(ガルプ ベビーサーディン)」に軍配が上がりました。
ほんと、このとき始めて「圧勝」という言葉の意味を知った・・・と言えるぐらいの無双具合でしたね。
なので、アジが無限に湧いているような場所では、ニオイつきワームは超有効!と言えるでしょう。というより、このような状況下ではニオイ付きワームでなくとも沢山の釣果を得ることができますが・・・。
普通のワームが5匹なら、ニオイつきワームは10匹。それぐらいの差だと思っておいて下さい。(倍釣れれば凄い結果ですけどね)
確かにニオイつきワームはよく釣れる
遠くから寄せてくるにはどうかな?って感じ

遠くから魚を寄せてくる力はあるのかな?
アジの数が多いエリアではニオイつきワームの実力を確認することができましたが、大場所でアジの回遊待ちであったり、アジの数が少ない状況下ではどうでしょうか?
あくまでツリイコ編集部的な見解ではありますが、幾ら魚の好むニオイが配合されていたとしても、広い海から沢山のアジを寄せてくるほどの力はないんじゃないかな?というのが本音です。
確かに、ニオイ付きワームには集魚効果があるのでしょうし、実際沢山のアジが釣れるので文句の付けようはありませんが、だからと言って「ニオイつきじゃなければ釣りにならない」なんてことはありませんからね。
ニオイよりも波動だったりシルエットを気にしたほうがよっぽど良いですし、あまりニオイに頼りすぎていると本来身につくはずだったスキルがいつまで経っても身につかない・・・ということも考えられますからね、個人的には「ニオイつきワームはどうしても釣れないときの切り札」として考えておいたほうがいいんじゃないかな?とは思っています。
ニオイよりも波動やシルエットを気にしておこう!
バイトが深くなる・・・というメリットも

ワームをくわえている時間が長くなるよ
通常のワームでは、バイトがあってもアジがすぐにワームを離してしまい、フッキングまで持ち込めない・・・ということがよくありますが、ニオイ付きワームはバイトが深くなる傾向にあり、つまり「アジが長時間ワームをくわえ続ける」となる訳です。
アジングは「即アワセ」が基本の釣りですが、ニオイつきワームをつかうことでアタリの感知が遅れてもフッキングへ持ち込むことができるので、初心者にはこれ以上ないメリットとなりますね。
アタリはあるけどのせきれない・・・そんな人は、ニオイつきワームを使ってみてはどうでしょうか?
ニオイ付きワームは即アワセせずとも簡単にフッキングへ持ち込める
以上、アジングでニオイつきワームを使うときのアレコレでした。
果たしてニオイがあるだけで釣れるかな?