今回は、雨がシトシトと降る中で釣りをするときの注意点のお話。晴れの日と違い雨の日は危険が増しますので、色々気をつけておかなければ大怪我したり死亡事故に繋がったり、誰も得しない事態に発展してしまうことも考えられるので、十分注意して下さい。

スマホなどの防水を忘れずに

防水対応していないスマートフォンやウォークマンなどを釣り場に持ち込む場合、雨に打たれないよう「完璧な防水対策」をしておくことをオススメします。過去にビニール袋にウォークマンをくるんでおくだけ・・・というナメた防水対策で雨の日に釣行した際、完膚なきままにぶっ壊されたことがありますからね、ほんとショックでした。
最近では高性能な防水ケースが安価で売っていることも多くなってきましたので、どんなものでも良いので必ず雨にぶっ壊されない対策を用いた上で釣行するようにして下さい。
服が濡れて体温が劇的に低下する
カッパを着ていなければ当然ボトボトになってしまいますし、カッパを着ていても安価なものだと中の服まで浸水してしまい、「結局ボトボトになる」ことがよくあります。
真冬であればガタガタ震えるほど体温が低下しますし、真夏であっても長時間濡れた状態で過ごせば体温は著しく低下してしまいます。風邪をひいてしまい仕事や学業に悪影響を及ぼすことも考えられるので、雨の日の釣りは完全な防水対策をお忘れなく!
少し値は張りますが、雨の日釣行が多くなる人はゴアプロテクト加工されているカッパがオススメです。安いものでも2万円ほどするので簡単に手が出せる代物ではありませんが、雨の釣りを快適にできること間違いなしのアイテムなので、奮発してゲットするのもありっちゃありですね。
カッパはそこそこ品質の良いものをゲットするほうが何かと良い
足元が滑りやすくなっているので注意する

雨の日は言うまでもなく足元が滑りやすくなっていますので、晴れの日よりも「転倒防止」により気を使うべきです。特にテトラの上や磯場で転けてしまうと大怪我間違いなしですからね。
転倒した拍子に海へ転落・・・みたいな恐ろしい事態も想定できるので、滑りにくい靴を履き、移動時は足元をよく確認しながら慎重に歩くことを心掛ける気の持ちようが大事です。
雷はほんとに危険
雷を伴う雨の日は、できるだけ釣りに行かないことをオススメします。釣り中の雷事故って案外多いですからね、当然打たれれば命の保証はありません。
空がピカピカ光っている時点でその場所は「雷の射程範囲内」に入ってしまってるので、まだいけるだろ・・・と確信のない自己判断は絶対止めておき、少しでも身の危険を感じればすぐにでも撤退するようにして下さいね。
釣り場は雷が好んで落ちる「高い場所」がなく、釣り竿を持った釣り人は格好のターゲットとなりやすいんです。竿先を伝ってビリビリを感じるときがありますが、それは非常に危険な状態だということを示す合図でもありますので、道具を置いてでも一目散に逃げるようにして下さい。ほんと危険です。
雷はほんと危ない
増水にも注意
雨の日に河川や河口部で釣りを楽しむ場合、「増水」に注意して下さい。特に幅が狭い川であったり、山が近い川は一瞬の内に増水することが考えられるので、大雨の日の釣行はできるだけ避けることが望ましいですね。
増水した川に流されてしまうと例えライフジャケットを着用していたとしても助かる見込みは少なくなってしまいます。為す術なく流され、流れてくる流木や石に体がぶつかり、顔に容赦なく水がかかり続ける・・・考えただけで恐怖しかありません。
そうならない為にも雨の日の河川での釣りは控えるようにしておき、違う場所での釣行を検討しましょう。
増水した川は想像以上に危険
以上、雨の日に釣行するときの注意点まとめでした。
雨の日の釣りは危険がいっぱい