アジングで「フロロカーボンライン」を使って分かった、良い所と悪い所まとめ

アジングではPEライン、エステルライン、フロロカーボンライン、ナイロンライン、この4つのラインの中から、自分の釣りに合ったラインをセレクトすると言うのが基本ですが、メインとしてPEライン、エステルラインを使っている人が大多数であり、フロロカーボンラインやナイロンラインを好んで使っている人は極少数なのかな?というイメージですね。

個人的にはPEラインをメインにアジングを楽しむことが多かったのですが、今回敢えてフロロカーボンラインを巻き、約10回ほどアジングを楽しんでみたので、ここで【アジングでフロロカーボンを使って分かった、良い所、悪い所】をまとめていきたいと思います。

アジングでフロロカーボンを使って思った良いところ

良かったところ

  • ショックリーダーなしで大丈夫な点
  • 感度もそこそこ良い
  • 風がある日に有利

上記が、アジングで敢えてフロロカーボンラインを使い、「ここが良かった」と感じた点です。では、一つずつ詳しく簡潔に見ていきたいと思います。

ショックリーダーなしでも大丈夫なところ

ご存知の通り、PEラインやエステルラインをアジングで活用するときは、各ラインのデメリットを補うために「先端50cmほどショックリーダーを結束」する必要性があります。ショックリーダーなしでアジングを楽しんでしまうと、ラインブレイク多発で釣りにならないことも想定されるため、ショックリーダーを結束せずアジングを楽しむことは、基本的にはあり得ないものという認識でオッケーです。

一方、フロロカーボンラインは基本的な考え方としてショックリーダーを必要とせず、つまり「ライン直結」で釣りを楽しむことができるため、「ショックリーダーの結束が面倒」「根掛かりでショックリーダーが抜けたときの再結束が面倒」このような方にとっては、非常に大きなメリットとなるのではないでしょうか?(フロロカーボンラインでも、ショックリーダーが必要な場面もあります)

感度は(PEには劣るが)問題ないレベル

アジングで釣果を伸ばすためには、原則「即合わせ」が必要なスキルとなり、ラインに求められる性質として「感度の良さ」が挙げられますが、感度面で見ると、どうしてもPEラインには劣ってしまいます。PEラインは伸びがないラインのため、アジからのアタリをダイレクトに感じやすく、とにかく感度を重視するのであれば、PEラインに勝るラインは存在していません。

実際、アジングにおいて伸びのあるフロロカーボン使用は感度面で不安が積もっていましたが、実際に使ってみると、その不安が一気に吹き飛ぶほどは、実用性十分な感度を誇っていました。(ただし、性能が良いフロロカーボンを使いましたので、パフォーマンスが低いラインであれば感度が悪くなる可能性もあります)

 

もちろん、PEラインでないと取れないアタリもあるでしょうが、フロロカーボンラインであっても(感度面で)問題なくアジングを楽しむことはできるため、「フロロカーボンは感度がな・・・」とアジングでの使用を遠ざけている人は、その考えを改めても良いんじゃないかな?とは思います。

比重が高いため、風が強い日でもアジングを楽しみやすい

アジングで活用されることの多いPEラインのデメリットとして「比重が低く、風に流されやすい」というものがあり、つまり、風がある日にPEラインは使いにくい・・・というのが一般的な認識となっています。

一方、フロロカーボンラインはPEラインと比べると比重が高く、風に流されにくいという性質を持っているため、風が(そこそこ)強い日であっても釣りを楽しむことができ、PEラインでは対応できない日にでも、アジングを楽しむことができるようになるでしょう。もちろん、常識的に考えて風が強すぎる日は、PEラインであってもフロロカーボンラインであっても同様です。

アジングでフロロカーボンを使って感じた悪いところ

悪かったところ

  • 細かいアクションを付けにくい
  • 飛距離が伸びにくい
  • 合わせの違和感が凄い

続いて、アジングでフロロカーボンラインを使い悪く感じた点についてまとめていきたいと思います。アジングでのフロロカーボン使用は良い点もありましたが、悪い点も目立ちましたので、良い所悪い所を総合的に考え、使うかどうかを判断してもらえればと思います。

細かいロッドアクションを付けにくい

アジングでフロロカーボンラインを使う上で、一番ストレスに感じたのがここ。アジングでは、ただ巻きより「フォール」の釣りを多用することになり、細かいシェイクを入れることが多くなりますが、フロロカーボンは「伸びのあるライン」のため、チョンチョンと付けたロッドアクションをラインが吸収してしまい、しっかり動いているかどうか不安に感じることが多くなってしまいます。

アジング経験が長い人ほど、ロッドアクションを付けるときの違和感の感じ方が酷くなるはずなので、普段から伸びの少ないラインを使っている人からすると、非常にやり辛いラインであることは間違いないでしょう。

飛距離が伸びにくい

PEラインと比べると、フロロカーボンラインはやはり飛距離面で劣ります。大体の感覚ではありますが、PEラインのほうが1.3倍ほどは飛距離が伸びるんじゃないかな?と感じましたね。(実際、どれほど飛距離に差が出るかをハッキリ計った訳ではありません)

ジグ単アジングにおいて飛距離はそれほど重要視するべき点ではありませんが、アジが少し沖を回遊しているときなど、少しの飛距離差が大きな釣果差となる場面もあるでしょうから、【飛距離を重視したい】そんな人にとっては、フロロカーボンラインはアジングに不向き・・・と言わざるを得ませんね。

伸びがすごいため、合わせの違和感が凄い

PEラインを使い慣れている人にとって、フロロカーボンラインの伸びは想像している以上に違和感と感じることでしょう。より沖に飛ばし、より深いレンジを攻めているときは余計にラインが伸びるため、操作感的な違和感も凄いですし、アジからのアタリに対し合わせを入れるときの違和感も、想像している以上に気持ち悪く感じることでしょう。

実際、フロロカーボンの伸びに合わせて強めの合わせを入れなければいけなくなるため、合わせを入れた後のスッポ抜けやバラシが多くなることは否めませんね。とにかくフロロカーボンラインは伸びがあるため、違和感の塊となることでしょう。

アジングのメインラインとしてフロロカーボンラインを使う選択肢はあり?

アジングのメインラインとしてフロロカーボンラインを使うのはありなのか?実際に10回ほどアジングで使ってみた経験から物を言わせてもらうと、【正直、メインラインとしては向かないんじゃないかな?】というのが、個人的な答えです。やはり、感度面で見ても操作面でみても、PEラインやエステルラインにフロロカーボンラインが勝ることはないため、敢えてフロロカーボンラインを使う意味を見出すことができませんでした。

しかし、前述した通り、風の強い日に限ってはPEラインより遥かにアジングを楽しみやすくなるため、フロロカーボンラインはアジングのメインとして最適なラインではないが、サブとして巻いておくといざというときに便利なライン・・・という立ち位置で使うほうが良いんじゃないかな?というのが本音ですね。

 

もっと言うと(スプール、もしくはリールが3つ必要となりますが・・・)、PEライン、エステルライン、フロロカーボンライン、この3つを時と場合によって使い分けることが一番効率的だと言えるため、上手く使い分けることで今まで以上の釣果をあげることができるようになるでしょう。

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