大阪のタチウオシーズンって、泉南で8月中旬からスタートし、僕の住む貝塚〜堺間は9月を過ぎてからスタート・・・って感じだったんだけど、今年2017年は少し早く、貝塚人工島でタチウオの釣果がポツリポツリと上がりはじめているようです。
釣れるサイズは指3本程度のベルトサイズが多いみたいだけど、タチウオハンターの僕としては「こ、これは行っておかねば・・・」と思い、お盆休み最終日である8月17日に出撃したので、その全貌を一挙公開。
※太刀魚ワインドゲームのやり方は→太刀魚をワインド釣法で釣る方法
15時頃に現地入り
今年のお盆休みは田舎に帰ったり、彼女との旅行で時間を潰されたり、とにかく釣りの時間を取ることができず、すっごくモヤモヤしていました。なので、タチウオが釣れる時間帯(詳しく→太刀魚が釣れる時間について)である夜まで待ちきれず、15時に現地入し、とにかくルアーを投げてみることに。
使用ルアーは僕の中で信頼度MAXの「ブリーデン メタルマル」をチョイス。
ボトムを取り、2回〜3回アクションを付け、カーブフォール。これを繰り返していると・・・コツコツコツ!魚からのアタリが。すかさずアワセを入れHIT!引き的にそれほど大きい魚ではなさそう・・・。
周りのアングラーは一切釣れてる様子がなく、「やっぱ俺最高」と優越感に浸り、調子に乗ってやり取りしていると・・・フッ・・・とテンションが抜ける。そう、ものの見事にバラしてしまいました、ほんとやっちまった・・・。
「まぁ一度HITしたし、またくるだろ」とキャストを続けたものの、後にも先にも魚からの反応はこの1度だけでした。近くのアングラーがカマスをキャッチしてたので、恐らく僕にHITした魚もカマスだったと思う。塩焼き逃した・・・・。
ちなみに、今回は一応ボウズではなく、この生き物がHITしました。

ヒ、ヒトデ・・・
いよいよ太刀魚の時間帯に・・・
そんなこんなで辺りも暗くなり始め、ようやく本題である太刀魚が接岸してくる時間帯に突入しました。ロッドをワインド専用のものに持ち替え、セッティング。周りのアングラー達も続々タックルを持ち替えてます。
恐らく真っ暗になると同時に太刀魚の時合がやってくるものと想定し、まだ薄明るい時間帯は上手くダートできているかを確認したり、ワインドアクションの練習をしたり、とにかく時間を潰します。
そんな楽しい時間を過ごしていると、なにやら空模様が怪しくなり、微かにゴロゴロゴロという雷鳴が・・・。その後10分も立たず、空模様はこんな感じに・・・。
動画では分かりにくいかもしれないけど、相当規模の大きな雷雲です。動画を見てもらうと分かると思うけど、釣り場上空は晴れていて、遥か遠くで雷が鳴っています。
これ、雷の知識があまりない人からすると「こんなに離れているから安心」と感じるでしょうが、実は雷の射程範囲内に入っちゃってます。雷鳴、つまりゴロゴロという音が聞こえる限界の距離は14kmと言われており、この14kmの距離であれば、雷が落ちる可能性があると考えるべきなんです。
※雷について書きました→釣行中に雷が鳴ったときの対処法
ということで、残念ながら納竿とすることに。太刀魚は釣りたいけど、命を掛けてまで釣りたい魚じゃないし、僕が雷に打たれて死んじゃえば家族とか彼女とか友達とかに悲しい思いをさせてしまうことになるので、即撤収です。
一応、両隣にいたアングラーには「雷鳴ってるし危ないですよー」とお声がけしましたが、皆さん「あ、そう」みたいな反応だったので、恐らく釣りを続行されたのでしょう。恐らく大丈夫だとは思いますが、万が一ってことがあります。雷が直撃したときの死亡率は80%を超えるみたいなんで、ゴロゴロと雷鳴が聞こえたときは釣りを止め、避難するようにして下さいね!
ま、今回は残念な結果に終わってしまいましたが、近い内リベンジしてきます!以上!